環境配慮コンクリート「T-eConcrete®/建築基準法対応型」 建築基準法の指定建築材料として施工できる環境配慮コンクリート

環境配慮コンクリート
「T-eConcrete®/建築基準法対応型」 建築基準法の指定建築材料として施工できる環境配慮コンクリート

お客様のメリット

  • 一般的なコンクリートよりも大幅にCO2排出量を削減できます。
  • コンクリートの温度ひび割れを抑制できます。
  • 大臣認定取得のような特別な手続きは不要です。

技術の特徴

コンクリートのCO2排出量を効果的に削減

コンクリートの製造に関わるCO2排出量の約9割はセメントの製造に起因しています。「T-eConcrete®/建築基準法対応型」はセメントの60~70%を産業副産物である高炉スラグ微粉末に置換することで、コンクリートのCO2排出量を約60%削減することが可能です。

温度ひび割れを抑制

断面の大きいコンクリートではセメントの水和熱による温度ひび割れが懸念されます。「T-eConcrete®/建築基準法対応型」は高炉スラグ微粉末を大量使用しており水和熱を小さく抑えることができるため、温度ひび割れ抑制に効果があります。また、一般的なコンクリートと比較して耐塩害性、耐硫酸塩性に優れ、アルカリシリカ反応抑制の効果があるという特長があります。

大臣認定不要

JIS A 5308(レディミクストコンクリート)に適合するセメントと高炉スラグ微粉末を使用しています。したがって、大臣認定取得等の特別な手続きは必要とせずに、建築基準法第37条第一号の指定建築材料として使用できます(工場でのJIS認証を取得しなくてもJIS適合品として使用可能です)。

技術の特徴

実績・事例

  • 大成建設技術センター 音響のラボ 基礎スラブ
  • 大成建設技術センター 音響のラボ 基礎スラブ

大成建設技術センター 音響のラボ 基礎スラブ

実績・事例詳細

適用実績

建物名称
:大成建設株式会社技術センター 音響のラボ
用  途
:基礎スラブ(Fc24)
発 注 者
:大成建設株式会社
竣  工
:2021年12月

特殊な設備を必要としないため従来のコンクリート工場で製造が可能です。施工性は一般的なコンクリートと同じで、通常と同じようにコンクリートポンプで圧送することが可能です。

  • 荷卸し状況

    荷卸し状況

  • スランプ試験(スランプ19.5cm)

    スランプ試験(スランプ19.5cm)

  • 打込み状況

    打込み状況