T-iROBO® Bulldozer

T-iROBO® Bulldozer 土砂山を検出し押土経路を自ら決定する自律制御型ブルドーザ

お客様のメリット

  • 開始ボタンを押すだけで土砂山を検出し押土経路を自ら決定する自律制御型のブルドーザです。
  • AIの解析技術により規格外の巨礫を検出することが可能です。
  • マシンコントロールと連携した効率的な押土が可能です。
  • 現場の無人化・省人化により安全性の向上につながります。

技術の特徴

少子高齢化社会の進展により生産労働人口の減少が顕在化する中、生産性の向上や担い手不足の解消は、建設産業においても大きな課題となっています。そのため、当社では各種計測データの利活用によって建設現場をスマート化する建設DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に注力しています。この「T-iROBO Bulldozer」は土砂山の位置・大きさ・形状などを検出し最適な押土経路を自ら決定し、一連の押出し・敷均し作業に対応可能な自律制御型ブルドーザです。

各種センシング機能の連携により最適な押土経路を自動作成し自律作業

ブルドーザに搭載した各種センサの機能を連携させることで、ブルドーザ前方付近にダンプトラック等から排土された土砂山を検出可能としました。また、その位置・大きさ・形状などの情報を基に最適な押土経路を自動作成し、土砂の押出し・敷均し作業を自律制御で効率的に実施します。

AI画像センシング機能で規格外の礫・岩を発見・通知し使用材料を適正化

土砂の盛土・転圧などによる築造工事では、あらかじめ使用可能な材料の仕様が定められています。AIを活用した画像センシング機能により規格外の礫・岩を発見・通知し、使用材料の適正化を図ることで施工品質の向上に寄与します。

荒崩しから押出し・敷均しなどマシンコントロールと連携して効率的な整地作業が可能

センシング機能とマシンコントロールによる排土板高さの自動調整ほか管理技術を組み合わせることで、大きいサイズの土砂山でもスタック等を回避した効率的な整地作業を可能としました。例えば、土砂山の上部を荒崩しによりあらかじめ低くしてから作業に取り掛かるなど、一連の作業を高度化し、施工効率の向上を図ります。

  • T-iROBO Bulldozer

    T-iROBO Bulldozer

  • 土砂山のセンシング結果を可視化

    土砂山のセンシング結果を可視化